プラモデルを
じっくりていねいに
つくったことがあるなら
モノづくりがよくわかると思う。
プラモデルでなくても
DIYで何でも自分で作ってしまう
PTAのおやじの会でも
学校で必要なものを
お父さんたちのチームで作ってしまう
仕上がりの
出来具合は目をつぶっても
気持ちはていねいにつくりたい。
人が集まれば
何とか上手に完成できるもの
女性の集まりなら
イベントの子どもたちのお昼ご飯を
わずか数人で作り上げてしまったり
人の手は
人が集まると
なかなか
何でもできる
でも
モノづくりの趣味の領域を超える
家を建てることは
プロの仕事として
一目を置かれている…
一年かけて
仲間とこの家を完成させました…
そんな強者もいるけど
時間と
知識
工具
いろんな条件が
そろわないと
家を自分で建てることは
理想だけど
難しい
家づくりを
ハウスメーカーや
地元の住宅建設会社に依頼すると
品質管理
安全管理の理由から
工事中の家の中を
見せてもらえないメーカーもあるらしい…。
でも
工事中の我が家がどのように
進んでいるのかもちろん見たい‼
以前聞いたことがある
大手ハウスメーカーさんの
工程管理にびっくりしたことが
一日一日の作業スケジュールが
しっかり管理されているので
どういうことかというと…
スケジュールが
細かく組まれているので
決められた日に
決められた作業までを完結させる
翌日に
次の作業工程の材料が搬入されるので
確実に完了していなければならない。
仮に8時間労働
現場に営業さんが来て
1時間も作業の手が止まったら…
余計なおしゃべりなんてしていたら
確実に間に合わない
プロ意識の時間管理
管理されている日数と
自分の仕事のペースがそろうなら
何とかこなせるけど
催促されて作業をするってことは
どこまで丁寧に仕事をしてもらえるか?
間に合わないと
雑な仕事になる…
家の完成を待つ
オーナーの気になること
モノづくりは
それが心配なこと
基礎工事という
コンクリート工事
土台を敷いて
柱が建つ
家の形が見えてくる仕事は
安全に
丈夫につくってほしいと思うけど
だんだん家が完成していく
仕上げ工事になったら
あわてないでいいから
丁寧につくってほしい
これがオーナーさんの思い
家のオーナーさんは
きっとそう思う
でも
工事を完成させるまでの日程の管理が
一円でも無駄な出費を抑えるために
短期間で完成をさせるために
日程が組まれているなら
無駄な時間はない
でも
確実な仕事を
素人さんより早く作れるのが
プロの職人さん
親会社からあおられても
お客様に気づかれない範囲で
うっすらと手を抜く
納得できないけど
この程度なら
見抜かれない
そんな気持ちで仕事をさせてはいけない。
オーナーは
自分の家がていねいに完成していくか
心配なので
きれいに釘を打ってほしい
床が傷ついていないか?
もちろんタバコなんて吸うわけないよね…?
なんでも
不思議に知らないことだらけなので
しっかりと伝える
八田建設の社員さんには
タバコを吸う人が一人もいません
会社内に
もちろん灰皿だってない
お客様の
心配なことに寄り添う
八田建設の
理念の一行にあります
信頼関係が築けるまで寄り添う
一つ一つ
クリアーに努めています。
大工さんに無茶なスケジュールを
押し付けたりもしていません。
職人さんには
自分の家族の家を建てるような
気持ちで仕事をしてほしい。
DIYで何かをつくるときのように
手先は職人さんには敵わないけど
その職人魂で
いい家を引き渡す
その気持ちに
精一杯応えています。
それではまた明日。
Profile
1965年に長野県須坂市で生まれ
八田建設株式会社の代表取締役であり一級建築士。
父親が創業した会社の二代目として、すでに20年以上にわたり会社を引き継いでいる。
家族の幸せを願い、家づくりの大切さを伝えるためにブログを通じて活動している。
自身の過去の経験から、子育て世代のご夫婦に本当の幸せを感じられる家づくりを提案している。
八田建設はこれまで150棟の家を提供し、家づくりはスペックと価格よりも、家族が幸せに暮らせることが最も重要だと考え、子どもたちと過ごす幸せな時間から巣立った後の夫婦の時間までを見守る家づくりを提案している