
新車から
50年が経過している
クルマを所有しています
1969年製のワーゲンバスっていう
子どもの目線では
かわいいクルマらしく
ときどき
小さな子どもたちが手を振ってくれます
これが1969年製の56歳になるおばあちゃん
クルマに対しての
日本人の偏見というのか
偏った固定観念で
大体
興味半分で
話しかけてくる人は
このクルマ
まだ走るの?
壊れないの?
エアコン効くの?
この3つの不思議があるようです
古いクルマは
壊れるだろー
きちんと走るのか?
エアコンは効くの?
と聞かれるので…
問題ないですよ
でも
エアコンはないので
とても暑いです
と答えるしかない!
日本人の
古いもの…特に機械ものに対する
一部の人の偏見
確かに
ぼくも
いつまでも乗れるクルマではないと
思いつつも
すでに30年
まだ
このクルマの趣味は
終わりそうにないので
知らないうちに
50年は維持できると
立証してしまったようですが…
ある時の
クラシックカーのイベントで
同じクルマを
もう何年も所有されている方に
このクルマ
長く乗ってますね…と話しかけると
クルマなんてまだまだ存続する
それよりも
このクルマが果てる前に
自分の人生の方が先になくなると言うのです
その時の
僕の表情を見事に拾ったその方は
このクルマは
間違いなく
人よりも長生きすると言うので
物理的な損傷を受ければ別だけど
奇跡のサバイバーとして
事故を起こさずに生き残れば
クルマは
人の人生より
ずっと長く存在するんだよ…
確かに
車庫保管
定期的な整備はもちろん必要ですが
でも…その方の言う通り
人の人生より
クルマの方が物理的に長く残る
たしかに
家も
同じです
外的な
大きな災い
火災
地震による損傷がなければ
実は家も
人の人生よりも長く維持できるもの
だとしたら
その建物に新しい新基準という
付加価値を与える
今
過去のウッドショック
ウクライナとロシアの戦争に
コロナ禍の失われた5年間
私たちの人生の
失ってしまったこの5年という時間には
いろんなことがありました…
それからの物価高に
住宅価格の値段も上がり
今までの
感覚では
新築の家を手に入れることが大変になった
すでに
全国展開している
ローコストの住宅を
もうローコストと言える時代ではない
だったら
今こそ家は
新しい安全基準に沿って
耐震性
断熱性能をしっかりと受け止めた住宅会社で
家を慎重に建てること
家を建てる材料にも配慮した
人にやさしい
素材にも配慮した家を
次の世代へ引き継がれる
価値のある家を
手に入れたい
長く暮らせることで
次の世代にも
バトンが引き継がれるとすれば
家の購入価格が上がったとしても
耐用寿命を延ばして
次の世代に引き継がれる
価値のある家を手に入れる
私は
そんな家を提案します
それではまた明日。
Profile
1965年に長野県須坂市で生まれ
八田建設株式会社の代表取締役であり一級建築士。
父親が創業した会社の二代目として、すでに20年以上にわたり会社を引き継いでいる。
家族の幸せを願い、家づくりの大切さを伝えるためにブログを通じて活動している。
自身の過去の経験から、子育て世代のご夫婦に本当の幸せを感じられる家づくりを提案している。
八田建設はこれまで150棟の家を提供し、家づくりはスペックと価格よりも、家族が幸せに暮らせることが最も重要だと考え、子どもたちと過ごす幸せな時間から巣立った後の夫婦の時間までを見守る家づくりを提案している