
若いころから
というよりも
まだ
大人になれない頃から
知っている友人
小学校の時の同級生も
中学の遊んでいた頃の友だちも
高校の三年間を過ごした仲間も
そして
大学生の
まだ大人に一歩届かない
四年間を過ごした仲間とも
あの頃には
もう
もどれないとしても
当時の彼らと会うと
あの時の瞬間までも
忘れていない
おぼえていること
その遡った
時間がよみがえります
30年来の知人と
言葉を交わした
時間を思い出すと
あの頃のこと
自分ではもうまったく
それを話した記憶もないのに
彼らが覚えていると
話した覚えのないはずの
過去のことを知っている
それを
話した
自分がびっくりしている
いままで
お引き渡したオーナー様のこと
初回面談から
何度かお時間をいただいて
オーナー様のことを
だんだん知る
ご契約をいただくと
家の完成までの時間まで
さらに
その方のことを知る機会が増える
同じように
自分たちのことを
オーナー様も知ることになるので
自分が
話したことを
忘れてしまっても
あの当時のことを
オーナー様は
ちゃんと覚えている
変わらない基本
自分の原点が
時間が流れても
その時間を過ごしたことで
その人とのつながりを
築いた事に勝るものはない
自分のお店を頼って来てくれる
お客さんのことを
忘れることはない
時代が変わって
建物の魅力も
見せ方も
情報の発信まで
SNS中心に
変わったとしても
根底にあるモノ
一人のお客様との関わりを
大事にしたいという
その根底にあるものは
変わっていない
時代
どんどん変わっても
変わってはいけない
モノの魅力も
情報の発信が変わったとしても
その情報を
送る人の
根底にあるものは変わってはならないと
私が若かったころの
家のデザインと流行りから
今の
主流は変わったとしても
お客様の接し方は
変わらないように
どんなに
ネットの情報が豊かになっても
SNSの時代でも
家づくりは
ネット上で完結することはない
その
原始的な魅力を
僕は
家づくりで伝えてゆきたいと思う
ちょっとそんなことを考えた一日でした
それではまた明日。
Profile
1965年に長野県須坂市で生まれ
八田建設株式会社の代表取締役であり一級建築士。
父親が創業した会社の二代目として、すでに20年以上にわたり会社を引き継いでいる。
家族の幸せを願い、家づくりの大切さを伝えるためにブログを通じて活動している。
自身の過去の経験から、子育て世代のご夫婦に本当の幸せを感じられる家づくりを提案している。
八田建設はこれまで150棟の家を提供し、家づくりはスペックと価格よりも、家族が幸せに暮らせることが最も重要だと考え、子どもたちと過ごす幸せな時間から巣立った後の夫婦の時間までを見守る家づくりを提案している