らんまん
も
最終回ですね
幕末から明治へそして昭和まで
興味ある時代背景に
ドラマの中の
万太郎と寿恵ちゃん夫婦
すっかり歳を重ねて
もう一度
若かったころの二人を見たい
その背景
なぜか懐かしい建物は
その時代を見せてくれる
十徳長屋の壁をぶち抜いて
植物標本の研究室に印刷所
当時の
木造建築
なんだか
子どもの頃のおばあちゃんの家の
土蔵の中の
においと雰囲気を感じながら
寄せ集めの材木と
土壁と
泥板の瓦屋根に
隙間だらけの塗り壁の家
エアコンも
広く暖をとれるストーブだってなかった
幕末から明治にかけて
かまどに火を入れて
ゆうげの支度だって
サッサっと簡単に調理なんてできなかった時代を
生きぬいた人たち
その暮らし方は
歴史書やこの時代のドラマを見ないと
知ることもない
この時代の木造建築物の
建物の移り変わり
十徳長屋から
渋谷の
待合茶屋、やまもも
昭和の時代には
まだここ信州須坂にも
こんな趣のある料亭がありました
今の時代
まだ探せばどこかにありそうな建物
幕末から155年
あの頃の生活から
今は便利になって夢のような時代ですが
大正12年9月1日の
関東大震災で
東京はほとんどすべての建物が焼けて
教訓が残った
木造建築も延焼防止のため
防火地域、準防火地域以外も
不燃材料
燃えにくい材料でつくる区域の指定など
火災が起きても
人が安全に避難できる一定の時間を確保するまで
燃焼させない
ガスを発生させないなどの
条件を満たす材料に制限されたことで
今の安全な建物の規定につながっています。
今は
異常気象の温暖化による
猛暑と豪雨で
建物にとっても
人にも
自然環境が厳しい
自分の家も
建ててからまだわずかに23年
この僕個人の小さな空間さえも
生活環境が変わってから
あの時考えてもいなかったことが
今になって気になっていること
これからの僕の暮らしに
使いやすい家にするために
家を計画していたころは
考えもしなかったことですが
20年も過ぎると
必要なもの
不要なもの…
いろんなことに変化が出てきました。
今気がつくことは…
今になると
畳の部屋
和室が欲しい
オヤジの仏壇をどこに置くのか?
さて
これからどうなるんだろう?
それではまた明日。
Profile
1965年に長野県須坂市で生まれ
八田建設株式会社の代表取締役であり一級建築士。
父親が創業した会社の二代目として、すでに20年以上にわたり会社を引き継いでいる。
家族の幸せを願い、家づくりの大切さを伝えるためにブログを通じて活動している。
自身の過去の経験から、子育て世代のご夫婦に本当の幸せを感じられる家づくりを提案している。
八田建設はこれまで150棟の家を提供し、家づくりはスペックと価格よりも、家族が幸せに暮らせることが最も重要だと考え、子どもたちと過ごす幸せな時間から巣立った後の夫婦の時間までを見守る家づくりを提案している