建築の仕事に従事していると
たぶん
人と見るところがちがうと
言われることもありますが
20数年前に建てた
和風住宅のオーナー様と
お会いする約束をしたので
伺いました
信州の瓦風景
銀黒瓦で葺かれた
和風住宅
外壁も
当時の左官職人による
塗り壁の家に
今では
耐震性能を重要視するので
荷重のかかる
瓦屋根よりも
ガルバリウム鋼板が主流に
それよりも
今の家には
瓦屋根の
和風スタイルそのものが減っています
その家…
家の中も
使われている木材が
化粧で表しになっているので
目の詰まった木の木目が
枠材の柾目模様が
自然に目に入る家
まだまだ当時は
化粧された構造材が
仕上げ材として目に見える工法が
その世代の人には
よろこばれたので
和風の家の需要がありました
当時の家には
無垢のフローリング
化粧柱
巾木から廻り縁
和室の木材…
いたるところに
木の匂いを感じる
木目を感じる家
最近
めっきり見なくなりました
わたしも
大切にしている一本のギター
25年前に購入した当時
その欲しかったブランドの中から
一本のギターを選択した理由に
ここも
人とちがう目線かもしれません
美しい柾目模様の
ギターの木目が詰まった
つまりは
ギターのトップ材は
まっすぐな木目が細く年輪の詰まった
ギターを選んでいます
年輪が詰まった木は
ゆっくり成長しているからこそ
目が詰まり
ギターとして
美しい
実は
同じギターを弾き比べても
木目の微妙な年輪
多分育った環境
木を寝かせていた時間とか
いろいろな理由が
左右していると思うのですが
音がちがいます
もし
アコースティックギターを選ぶなら
試奏したときの
音の好みと同じように
トップの
板の木目も見てください
木目の粗いギターの方が多い時代かもしれませんが
中には
目の詰まった柾目のきれいな一本は
きっとお気に入りの一本になります

その
木目
最近の家では
木質のない家が主流のようです
まず
家の中には
柱が見えないことと
クルマに例えるなら
ひと昔前の高級車には
木目調の
ウッドパネルが
目を引く豪華さがありました
でも
今の家には
板張り仕上げの
板材が使われない
化粧でも
梁が見えないシンプルなインテリアに
床は
フローリングから
水に強い
床を傷めない
ビニールのフロアタイルに変わり
ひと昔の
木目の高級感の価値観が
変わりはじめているようです
家の中は
シンプルに統一され
照明も
ダウンライト
ライン照明
間接照明を多用した

住宅の照明は上手に洗練されています
家を見て
時代が
変わってきた
機能性
快適性
安全性を優先順位として

そんな
デザイン住宅が
主流になっていると
実感しています

HOUSE STYLISTは長野に拠点を置く
子育て世代の夢を叶える住宅ブランドです
それではまた…。
Profile
1965年に長野県須坂市で生まれ
八田建設株式会社の代表取締役であり一級建築士。
父親が創業した会社の二代目として、すでに20年以上にわたり会社を引き継いでいる。
家族の幸せを願い、家づくりの大切さを伝えるためにブログを通じて活動している。
自身の過去の経験から、子育て世代のご夫婦に本当の幸せを感じられる家づくりを提案している。
八田建設はこれまで150棟の家を提供し、家づくりはスペックと価格よりも、家族が幸せに暮らせることが最も重要だと考え、子どもたちと過ごす幸せな時間から巣立った後の夫婦の時間までを見守る家づくりを提案している