昨日のブログに
あたたかい家で暮らしたい
むかしの日本の家づくりの
いけなかったこと…について
書いてみましたが、
30年前までの日本の家は
生活するにもツライ住宅性能でした…
そんなことを書いたのですが
そのブログに対して
ある地方の方から
FBで以下のような
コメントをいただきました。
30年以上も前に家をつくった時は
それほど断熱材のことを
真剣に考えていなかった。
業者さんからも
提案されなかったから
もっと真剣に断熱のことを考えていれば
よかったと…
過去の日本の家づくり
断熱性能の基準も
耐震性能にも
基準があいまいだったので
それは
いまだにあいまいな部分もありますが
今でも
家づくりで
受け取った見積書の金額の
適正化を求めるために
数社の住宅会社と比較したいと思う
心細い心理
実際に
比較すると
同じぐらいの大きさの家なのに
なぜか
価格が大きく違うのは
住宅性能の違いにあります。
でも
低価格だけを求めている
消費者の方は
その内訳の内容のちがいを深掘りするよりも
安い家を選んでいます
安い家こそ割り切って
将来のために
自分が契約するべき会社
なぜかそう思う
消費者の心理
でも
規格が統一された家なら
僕は
心配していないけど
その標準仕様という
独自性のものが
他社よりも優れたものなら
安心と言ってよい家なのですが
独自仕様が
他社よりも劣っているものが
含まれていることで
低価格を実現しているなら
あなたはどう思うでしょう…?
不安に
役に立たない
最低基準の断熱材が含まれている
としたら
あなたは
ただ安い家を
選択するでしょうか?
それは
選択できないと思うのです。
日本の家は
30年ぐらい前から
寒い家を
造ってはいけない
建ててはいけない
あたたかい家を建てたい!
独自に
断熱性能を勉強して
今日に至るごくわずかの住宅会社が
なぜ
あたたかい家を提供しようと
努力してきたか?
僕のように
自身が信州に暮らす住宅会社だから
この寒い冬に
暖まりにくい家では
せっかく暖めた家がすぐ冷え込んでしまう
それでは意味がない
断熱性能という
機能を追求してきたことのほかに
僕はもう一つ
あたたかい家にこだわって
大切にしてきたことの理由…
それは
寒い家
暖まらない家ほど
ピリピリしたり
家族にストレスがあるから
人は
外が寒い冬の夜でも
家族がそろう家の中が
あたたかい家だったら
穏やかで
家族にやさしく
しあわせを感じていられるから
冬の寒い夜でも
家の中は
ランニングコストが安いのに
なぜかあたたかい家
それではまた明日。
ありがとうございました。
自宅のイルミネーションを
新しくしました。
LEDの光がきれいで
不思議な空間になりました。
Profile
1965年に長野県須坂市で生まれ
八田建設株式会社の代表取締役であり一級建築士。
父親が創業した会社の二代目として、すでに20年以上にわたり会社を引き継いでいる。
家族の幸せを願い、家づくりの大切さを伝えるためにブログを通じて活動している。
自身の過去の経験から、子育て世代のご夫婦に本当の幸せを感じられる家づくりを提案している。
八田建設はこれまで150棟の家を提供し、家づくりはスペックと価格よりも、家族が幸せに暮らせることが最も重要だと考え、子どもたちと過ごす幸せな時間から巣立った後の夫婦の時間までを見守る家づくりを提案している