その昔の
日本人って
定着型だって言われていたけど
今の若い人も含めて
時代も変わって
果たしてどうなんでしょう?
若い人は
進学で都会に出たら
田舎には戻らないかもしれない
人の歴史を
さかのぼれば…
狩猟民族の血が濃いと
獲物を求めて
移動した民族と
畑で野菜を作ってきた
田んぼを持っている
農耕民族
農家の家なら
その土地から離れられない理由がある
定着型も
今の日本人
今、家を構えている人は
自分の20年後、どうしてるだろうか…?
僕の息子が
もうじき籍を入れるというので…俺!おじいちゃん⁇
その節目に
これからの人生を
どこで暮らすか?について
ふっと思うことがあります。
このまま
この家で過ごすのか?
それとも
この家を息子たちに譲って
密に考えていた場所に移るのか?
湖畔に
2LDKでもいいからガレージのある家
そんなに山奥ではなくて
アクセスに便利な場所なら
住んでみたいと思う人もいる
海の近くで夕陽を見ながら
小さな土地に
家を建てて移住したい人もいる
いや!
これから年を取るのに
わざわざ不便な場所に移るなんてありえない!
高齢になれば
クルマも運転できなくなるなら
歩いても便利な
駅の近くのマンションで暮らしたい
これからの
第二の人生
自分の居場所を
今の生活から
別な場所を探っている人も
きっといるでしょう
古い親の家を引き継いだ夫婦が
その家に満足しているだろうか?
若いころ
家を持たなきゃ!
やっとの思いで手に入れた
人ごみの中に並ぶ建売住宅に
今になると魅力を感じないかもしれない…
いつまでこの家にいるんだろう?
できることなら
子どもたちのために
希望する学区に通える土地を探して
この家を手に入れたけど
子どもたちが巣立ってから
子どもたちが理由で手に入れたこの場所に
これからも住む理由がない…
育った家を
守らなきゃいけない…?
子どもたちが巣立って
夫婦二人になってから思うことは
この土地の家を選んだ理由が
今はなくなってしまった。
もし叶うなら
あの頃はこの場所に住む
必要があったから
今の夫婦の生活に
叶う場所に移れるなら
今まで制約されていたことに
自然の中で
好きなこともできる
今から
こんな暮らしがしてみたい
そんなことを
10年後に
20年後に
自分はこうありたいって
思う人がいると思います。
あなたは
このまま
この場所で暮らしますか?
それとも
どことはまだ決められないけど
ここにはいないかも…って思うでしょうか?
同じ場所にいる理由なんてないなら
移ることもいいんじゃないの…
と僕は
思います。
今日は
これから息子のとこへ
神奈川に行ってきますねー
それではまた明日。
Profile
1965年に長野県須坂市で生まれ
八田建設株式会社の代表取締役であり一級建築士。
父親が創業した会社の二代目として、すでに20年以上にわたり会社を引き継いでいる。
家族の幸せを願い、家づくりの大切さを伝えるためにブログを通じて活動している。
自身の過去の経験から、子育て世代のご夫婦に本当の幸せを感じられる家づくりを提案している。
八田建設はこれまで150棟の家を提供し、家づくりはスペックと価格よりも、家族が幸せに暮らせることが最も重要だと考え、子どもたちと過ごす幸せな時間から巣立った後の夫婦の時間までを見守る家づくりを提案している