炎を見ていると
おだやかになったり
素直になれそう
心が落ち着いて
やさしくなれたり
黙っていても
何かを共有しているような
そして
心もカラダもポッカポカに
あたたかくなれたらうれしいと思いませんか
こんなこと言っていると
平成生まれに
冷たい目で見られる…💦
毎年この季節になると
この大きなケヤキの木から
大量の落ち葉が生まれます
今年は
枝を落としたので
落ち葉は少ないけど
この落ち葉は
年が明けたら
町のどんど焼きの焚き付けの役に立ちます。
今では
庭で落ち葉を燃やすこともないので
焼き芋もしないけど
町の子どもたちの
どんど焼きの役に立てればいい
このケヤキの木は
我が家のシンボルツリーなのですが
最近は
家が建っても
植栽がない家が多いと思います。
道路に面した部分は
駐車場として
コンクリートかアスファルトが多いので
庭になる部分が
とっても少ない家が多い
思い当たることは…
住宅メーカーは
植栽の提案をしないのか?
草が生えるから土の部分はいらない!
枝の処理も
虫がついたら駆除が大変
でも
新築の家に
一本でも立ち木があると
もちろん
建物がグッと映えます。
料理なら
煮物に、鮮やかなえんどうの緑色が乗るだけで
美味しそうに見えるかなー?
ブロッコリーの緑が入るだけで
美味しそうに見える煮込み料理のように
家も同じで
植栽の緑は
家の周りをきれいに引き立てます。
風が吹いた時に緑の葉が揺れるように
木々の枝から陽が差すのも
趣があっていい
どんど焼き
ケヤキの葉を燃やしても
ストーブで薪を燃やしても
大気中のCO²を増やさない
カーボンニュートラルの
バイオマスエネルギー
ここで
バイオマスエネルギーとは…
生物から生まれた資源
森林の間伐材
食品廃棄物
動物の排泄物が持つエネルギーを利用した燃料
木は長い年月をかけて
ゆっくりと
たくさんのエネルギーを吸収して育ちます。
その中に
聞いたことがあると思いますが
CO²を吸収して酸素を出す
それが
カーボンニュートラル
CO²から炭素を吸収して酸素を吐き出している
その吐き出した酸素が人類の生きることに
役に立っている
だから
人はもっと木を身近に感じてもいい
家を建てるなら
せっかく
木で家を建てるのに
木が見えなくなってしまう最近の家も
どんなものか?
家の中に
木を身近に感じて生活すると
無垢の床材の感触も
板張りの天井も
庭に植えた
一本の植栽が
子どもが成人するように
20年後には
どこまでこの木は成長しているのか?
きっと
20年後の自分は
自然を感じて暮らしたい…
そう変わっているかもしれない
そんな風景に
家が変わっていくことも
楽しみに暮らしてみたい
それではまた明日。
ありがとうございました。
Profile
1965年に長野県須坂市で生まれ
八田建設株式会社の代表取締役であり一級建築士。
父親が創業した会社の二代目として、すでに20年以上にわたり会社を引き継いでいる。
家族の幸せを願い、家づくりの大切さを伝えるためにブログを通じて活動している。
自身の過去の経験から、子育て世代のご夫婦に本当の幸せを感じられる家づくりを提案している。
八田建設はこれまで150棟の家を提供し、家づくりはスペックと価格よりも、家族が幸せに暮らせることが最も重要だと考え、子どもたちと過ごす幸せな時間から巣立った後の夫婦の時間までを見守る家づくりを提案している