仕事から帰って
近所のスーパーまで
食材の買い出しに
少し遅めの
夕食になりそうと
慌ててレジに行くと
いつもの大工さんと
バッタリ
顔を合わせてしまった
家づくりの現場で
仕事の打ち合わせをするのとは
まったく状況が違う
おじさん二人が
スーパーで…
緊張感のない
中身のない
日常の会話…
でも
いい職人さん
家づくりの仕事は
大勢の職人さん
協力業者さんとの共同作業です
家一軒が完成するまでに
関わる
その道の大勢の専門家の腕と知識が必要です
家づくりは
大勢の職人さんの手によって
成り立つ
が
しかし
誰と一緒に仕事をするかが
その住宅会社の
価値観のひとつになると僕は思います
ただ
自社の利益のみを追求して
安いだけの職人さんを使うことも
仕事が済めば
この土地にいない
旅の職人さんを使うことも
それは
けっして
満足な家はできない
家一軒の完成に向けて
これは
あえて
目標の達成に向けてと言うべき
家づくりのスタッフ全てが
チームである必要があります
家一軒の完成に
約20数社の
協力会社さんの手が必要
例えば
家の土台になる
基礎工事があって
もちろん大工さんがいる
材木の調達や
屋根工事に
電気の配線
信州の冬の寒さと猛暑対策の断熱工事
窓をつけて
内装工事
色を塗る
外壁を張る…
それこそ大勢の職人さんが
順番通りに
その工程に沿って仕事をするから
こうして家が完成する
現場監督さんは
仕上げのセンスも必要
どうすれば
きれいに納まるだろうか…?
大勢の職人さんの出入りを管理して
工事を進めるから家が完成する
工程を管理する仕事もあります
そんな時に必要なことが
お互いに
いい家を完成させたい
その同じ目標に向かえることが
何よりも大事なのです
だからこそ
目標達成のための
職人さんを選びます
小さな会社の集まりが
同じ目的のために協力すること
そこから外れると
誰のために家を建てているのか?
わからなくなります
これからも
そんなスタッフと一緒に
職人さんの集まりのある会社でいたい
好きなお店を挙げるなら
5本の指に入るような
それ以上の会社になろうと
思います
それではまた明日。
Profile
1965年に長野県須坂市で生まれ
八田建設株式会社の代表取締役であり一級建築士。
父親が創業した会社の二代目として、すでに20年以上にわたり会社を引き継いでいる。
家族の幸せを願い、家づくりの大切さを伝えるためにブログを通じて活動している。
自身の過去の経験から、子育て世代のご夫婦に本当の幸せを感じられる家づくりを提案している。
八田建設はこれまで150棟の家を提供し、家づくりはスペックと価格よりも、家族が幸せに暮らせることが最も重要だと考え、子どもたちと過ごす幸せな時間から巣立った後の夫婦の時間までを見守る家づくりを提案している